なでしこ熊谷紗希が功績!現役日本人選手として初の「ゴールデンフット」を受賞…過去には中田英寿氏がレジェンド枠で選出
2024-11-01
著者: 陽斗
ローマを拠点とするなでしこジャパンDF熊谷紗希がゴールデンフット賞を受賞した。
ゴールデンフット賞は、モナコ公国の大公、アルバート二世の支援により2003年に設立された「個人としても集団としても、その運動能力で時代を築いた人に贈られる」名誉ある賞である。
メディア関係者やファン投票により選出された28歳以上の現役選手1名(男性1人だけ)と、サッカーの歴史上に輝かしい功績を残した引退選手に与えられる「オールタイムレジェンド」枠で選出される。
2011年から欧州でプレーする34歳の熊谷はこれまで、リヨン(2013~2021)で7度のリーグ優勝と5度のUEFA女子チャンピオンズリーグ優勝、2年間在籍したバイエルン・ミュンヘンでは1度のブンデスリーガ優勝、昨季から所属するローマでは加入1年目にリーグ制覇を成し遂げるなど、多くのタイトルを獲得してきた。
日本人が同賞を受賞するのは、ゴールデンフット・フィット・アワード2014で選出された元日本代表の中田英寿氏以来2人目である。現役選手としては初となる。
ローマは10月31日に熊谷の受賞を報告。モナコで行われていたゴールデンフット・アワード2024の授賞式に参加していることが伝えられていた。
今年のオールタイム・レジェンド枠はファビオ・カンナバーロ氏やシャリーヌ・ピケ氏、リュイ・コスタ氏らが受賞。
男子選手ではケイン・デル・ブラジル、アントワネット・グリースマン、ハリー・ケイン、ナランエル・メルチネス、リオネル・メッシ、フィルジル・ファン・ダイク、マルコ・ヴェラッティ、クリスティアーノ・ロナウド、ドルフィン・リュイゼルらの10人がノミネート。現時点で受賞者は明らかではない。