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「モードメーカー」、同級生ら誘拐の女子中学生、北九州市で通夜
2024-12-16
著者: 蓮
北九州市小倉南区のファストフード店で中学生の男女2人が男性に誘拐された事件で、亡くなった市立中学校3年、中島茉莉(さあや)さん(15)の通夜が16日に同市内で営まれた。
参列した同級生の女子生徒は「(中島さんは)明るくて、みんなのムードメーカーだった。『天国に行っても忘れないでね』と声をかけました」と話した。生徒の父母は「(会場は)子供たちの泣き声しか聞こえず、どれだけ辛い想いをしているか、と思うと胸が痛い。犯人が捕まっても、もう子供は帰ってこない」と語った。
中島さんと同じ中学校に通う子供たちが以前通っていたという50代の男性会社員は「会場内に友人からのメッセージを綴る紙があり、「仲良くしてくれてありがとう」といった言葉が多かった。明るい子、優しい子だったんだなと感じた。事件に巻き込まれたことが信じられない」と語った。
この事件は、同級生の学び舎としても大きな影響を与えており、多くの生徒が危機感を募らせている。地元教育委員会は、保護者に対して子供たちの安全について改めて注意を喚起している。マスコミの報道によると、被害者の周囲では通常とは違う雰囲気が漂い、心の健康も懸念される。
また、福岡県内では最近、同様の誘拐事件が相次いでいるため、地域社会全体が不安に包まれている。警察は引き続き犯罪抑止のため、地域パトロールを強化するとしている。事件に対する関心は高まっており、地域住民からは早急な対策を求める声が上がっている。今後の動向に注目が集まる中、子供たちの安全が確保されることが求められている。