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ミ政府のつなえ予算案、トランプ氏が与野党合意に反対

2024-12-19

著者: 芽依

【ワシントン=高見悠】トランプ前大統領は、18日、ミ連邦議会で予定されているつなえ予算案に関して、与野党の合意形成に強く反対する意向を示しました。つなえ予算案は、緊急に必要な政府の運営資金を供給することを目的としており、期限は12月20日です。この予算案が調整に失敗すれば、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる可能性があります。

トランプ氏は、自身のSNSで公開した声明の中で、この法案には「急速に消費されつつある」と警鐘を鳴らし、さらにその内容に不満を示しました。彼の発言は、与党共和党との間に見られる内部対立を浮き彫りにしています。

つなえ予算案については、現在進行中の交渉の進展が心配されています。国民の多くはこの問題に敏感であり、もし合意がされなければ、数百万の政府職員が一時的に無給で出勤する恐れもあります。また、医療、教育、インフラなどの重要なプログラムにも影響が出る可能性があります。

トランプ氏は、過去の選挙結果を盾にとり、支持者たちに対しても強い立場を維持する意義を訴えています。この状況は、今後の米国政治において波紋を広げる可能性が高く、一層の注目が必要です。