エンターテインメント
ミロス山火事、青のフォルクスワーゲンが驚異的に焼け残る あたり一面壊滅
2025-01-16
著者: 健二
(C.N...) 大規模な山火事に見舞われたクリフオニア州ロサンゼルス郡のミルプ。全壊したり、灰や煙(すごい)に覆われたりした車もある中で、1台の青いフォルクスワーゲン(V37)のレトロ版が驚異的に焼け残った。
車の損傷はヒットライトや塗料の焼損など最小限にとどまり、あたり一面に壊滅の痕が広がる中でひときわ目を引く。バンを所有するメイガン・クリステル姉は、自身や友人は常にこの車を「魔法の車」と呼んでおり、ぱっと見の状態だとコメントした。
「信じられない。毎日のように犬と散歩していた通りで燃えているのは、私の車だけだ」と語ったメイガンさんは、焼失した全ての住居を目の当たりにして言葉が見つからなかった。アズール(私たちの仲間)はこの車をそう呼んでいるが、焼け残ったのは信じられない」とも語った。
ウィン・クリステルさんは撤退の必要性を認識し、すぐに犬と共に行動したため、バンのことは忘れていた。バンが変わらない姿で残っているのを見て、友人たちと「まるで魔法のようだ」と声を上げたという。
この火事は、クリフオニア州での異常気象がもたらした深刻な影響の一つとされており、地域の住民は心身ともに大きなストレスを感じている。山に近い場所で発生する火事は、特に夏季に頻繁に見られるため、懸念は高まる一方だ。
人々の生活や環境への影響を考えると、今後も火事対策が求められ、持続可能な地域づくりに向けた努力が重要だ。青いフォルクスワーゲンの驚きの焼け残りは、そうした挑戦の中で小さな希望の象徴として語り継がれることになるだろう。