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ミプリンストン大学への政府助成金停止、反ユダヤ主義調査牽引

2025-04-02

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[ワシントン 1日 ロイター] - ミプリンストン大学は1日、政府が同大学への数百万の研究助成金を削減したと発表した。トランプ政権はキャンパス内で反ユダヤ主義があると判断した大学を標的としている。

プリンストンのクリス・アイスグルーバー学長は、政府の声明で、措置の理由が示されず、支援が停止される金額も明確にされていないと述べた。

大学側は声明の中で、措置の理由として示された反ユダヤ主義の存在について、親パレスチナ活動の学生を保護できなかったとの非難を受けていると明かした。

アイスグルーバー学長は、反ユダヤ主義の脅威について疑念や不安が高まっているとし、親パレスチナ活動における自由な言論と学問の独立を守る必要があると強調した。

エネルギー省の報道担当者は、同省が反ユダヤ主義に関連するキャンパスでのトレーニングやキャンペーンを強化していると語った。政府は、アルゴス環境保護局や教育省などの機関から支援を受けている大学に対しても、厳しい基準を設けている。

教育省は先月、同大学に対して厳しい規制を課す可能性があることを示唆しており、大学に対し具体的な対策を求めている。

また、教育省は、この影響が将来的な大学への助成金の付与に影響を与える恐れがあると警告している。教育省の報道担当者は、政府が新しい方針を策定した場合には、具体的な措置を講じる準備があると述べた。

ミプリンストン大学はこのような動向に懸念を示しており、政府が学問の自由を脅かす可能性があると警告している。さらなる詳細が明らかになる中で、大学関係者は未だにも反撃の意志を示しており、抗議活動の計画も検討中です。