巨人・ポスティング練習投手が7日、ジャイアンツ球場で投手練習に参加。日米通算118勝を誇る田中将大から直訴に対して反響を呼び、「やっぱりスゴイ」と感動した。

ポスティングは4日の阪神戦（東京D）で3回7安打3失点+2。チームはそこからカード3連敗と苦しい状況に。"ストレートに対して僕の疑問がすごくあった。なんであんなに打たれるんだろう"と驚きを表し、助言を受けたのは、今季から新加入した36歳の田中将大。直球の制球に苦しむチームメイトへのアドバイスに、チーム内でも話題となった。

実際に練習を通じて、田中は若手選手に向けて衝撃的なアドバイスを行い、「ちょっとカットボールに頼ってるんじゃないか。その辺は一度見直してみたら？」と言及したことが、選手間での間接的な指導となった。さらに、田中自身も好調を維持しており、「オレもなかなかやれる」と自信満々だった。

この日、コーチ陣と共にキャッチボールも行い、「いい球を投げたい」とスランプ脱出を狙う姿勢を見せた。田中の経験や知識が、巨人の選手たちにとって何よりの財産となりつつある。

ファンの期待も高まっており、「田中が来てくれて本当に良かった。これで優勝争いに加わることができるかもしれない」と新しい希望を抱いている。彼は「最初は緊張したが、皆んなと打ち解けてリラックスできた」と笑顔で語り、これからの試合に向けた意気込みを覗かせた。この経験がチームにとって新たな力となることが期待されている。