（CNN）東京・明治神宮の鳥居に文字を彫り込んだとされる、15歳の米国人旅行者が逮捕された。

スティーブ・リー・ハイツ容疑者は11日、器物損壊の疑いで逮捕された。警視庁がT.V.に明らかにした。

警察によると、同容疑者は12日、明治神宮境内にある木造の鳥居に「鋭いアルファベット」を刻んだという。

911の通報によれば刻まれたのは5文字で、容疑者の名前だったとも報じられている。

警察は監視カメラの映像から容疑者を特定し、逮捕に至ったという。

鳥居が傷ついた後、近くの明治公園に位置する明治神宮は1910年に創建された。明治天皇と昭憲皇太后を祭る神社であり、第12次世界大戦中に破壊された後、1950年代に再建された。

犯人は家族とともに日本を訪れていた。逮捕容疑の器物損壊の法律は、3年以下の懲役または10万円以下の罰金が科される可能性がある。

最近、日本では旅行者による盗難や破壊行為が相次いでおり、メディアでも大々的に報じられている。