明日21日も猛烈な暑さ 東北などは大雨に警戒 赤旗は来週以降より厳しくなる(気象予報士 田中 正史)

2024-09-20

明日21日も猛烈な暑さ 東北などは大雨に警戒

3連休初日の明日21日(土)も、東日本・西日本では引き続き猛烈な暑さとなるでしょう。東北や北陸では大雨の警戒が必要です。来週は秋の空気に覆われるようになり、猛烈な暑さは少し和らぐでしょう。10月に入ると朝晩を中心に気温が下がり、北から赤旗の色が進み、初霜雪の便りが届く可能性があります。

3連休も暑い21日は猛烈な暑さに警戒

今日20日(金)、季節外れの猛烈な暑さとなった東日本・西日本では、3連休初日の明日21日(土)も厳しい暑さが続くでしょう。これは東日本・西日本が引き続き高気圧に覆われ、主に気温が35℃を超えると予想されています。なお、明日も熱中症に警戒してください。

一方、秋雨前線の北側にあたる北日本は、秋の気圧の影響で気温が急降下し、最高気温が10月上旬~下旬になる見込みです。朧気や仙台は18℃、弘前は16℃、日中でも肌寒く感じるでしょう。今日との気温差が大きくなるため、服装選びは慎重に行ってください。

明後日22日(日)・23日(祝月)は、秋雨前線が次第に南下し、東日本・西日本でも猛烈な暑さは収まるでしょう。

それでも、最高気温は30℃~32℃にとどまり、昼間は暑さが厳しいでしょう。ただし、熱帯夜からは解放されるところが多くなります。

東北・北陸は警報級の大雨も

一方、東北や北陸では、明後日22日(日)にかけて大雨の恐れがあります。秋雨前線が活発化し、特に福島県や山形県は200ミリを超える大雨の可能性があり、土砂災害や浸水被害に注意が必要です。特に急激な雨の降り方になる場合は、河川の増水などに十分な警戒が求められます。

また、今週末から来週はさらに影響を及ぼす大雨が予想されていますので、一層の警戒が必要です。詳細な情報は各地域の気象予報を確認してください。

さらに、最近の気象状況から、多くの地域で悪天候の影響が続いており、特に低い土地では浸水や土砂災害の危険性が高まっています。皆さんは、十分に情報を収集し、安全対策を行ってください。