ミドル/円は自民・公明の過半数割れ153.80円台に。ミ金利上昇、ミドル高のトランプレードが始めるが、円安スピードは想定以上。米大選前で短期買い(ザイFX!)
2024-10-28
著者: 桜
衆院選は自民・公明党で過半数に届かず、為替市場は円安で反発。日本売りに傾斜していることに警戒
西原宏一(以下、トレーダー西原)さん、こんにちは。
本日(10月28日)は、衆院選(衆議院選挙)の結果を相場が織り込むことになります。
ただ、11月の米大選がカウントダウンに入ったため、日本の政治がどの程度相場に影響があるのかを見極める必要があります。
そのあたりに焦点を当てて、今週(10月28日~)も円と為替市場の展望を考察していこうと思います。
ではまず、石破茂首相の役割論が浮上し、経済政策を含めた政策運営について一筋に調整できるかどうかを見極める必要があります。
石破茂さん、今週もよろしくお願い致します。
石破資産(以下、MC石破)はい、木曜日も円や日金が高く、ためらわず、必要に応じて両政府の特徴を生かしていきます。
その上、衆議院選の結果から確認しておきましょうか?
トレーダー西原 10月27日(日)の衆院選は、自民・公明で過半数の233議席に届きませんでした。
石破茂首相の役割が浮上し、経済政策を含めた政策運営について一筋に調整できるかどうかを見極める必要があります。今週もよろしくお願い致します。
日銀の力が弱いことで、市場のデフレが一段と進む傾向が強まっています。これが円安をさらに助長させている要因となるでしょう。
先週(10月21日~)の日経平均は連日下落し、リスクオフに偏っていましたが、米ウォール街においては、米国株の反発が強まっており、為替にも一種の投資熱が戻ってきている状況です。
円売りも続いており、今後の円やドルの動向が注目されています。
トレーダー西原 それでは、今週の為替市場では、日銀の政策に注目が集まります。もし日銀がさらなる緩和策を示せば、円安が続く可能性が非常に高いでしょう。それに対する市場の反応も重要です。
米金利が上昇する中、最近では円の動きが一層激しくなっています。特に、米国の雇用統計やインフレ指標の発表が相場を大きく動かす可能性があります。
今週も引き続き、為替市場には注目していきたいと思います。日本の政治が円相場にどのように影響を与えるか、そしてその影響が円安を加速させるかどうかを見極めていきましょう.