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ミ、合成着色料「赤色3号」の食品・薬への使用禁止 兆候が現れる

2025-01-16

著者: 陽斗

合成着色料「赤色3号」の使用禁止

15日 リポート - ミ食品医薬品局(FDA)は15日、合成着色料「赤色3号」の食品と薬への使用禁止を発表した。この決定は、実験動物を使った研究で発がん性が確認されたことが理由とされている。

FDAは10年以上前に、赤色3号の化学物質への使用を禁止している。消費者保障団体は、2021年に高用量の同着色料がラットに癌を引き起こす可能性を示唆する研究の見直しを請願していた。

しかしながらFDAは、別の動物とヒトを対象にした研究でそうした影響は認められず、入手可能な証拠では赤色3号の食品と薬への使用が人々を危険にさらすという主張を裏付けるものではないとしている。

食品メーカーは2027年1月15日までに、合成着色料の使用中止や取り替えなどの対策を講じる必要がある。

トランプ政権が厚生長官に指名したロバート・ケナディ・ジャニア氏は、食品への化学物質の使用を減らすよう我慢強く発言している。