米国の女子高校生2人が「ピタゴラスの定理」を新証明し話題に!従来の五通りの証明を超える成果を発表!
2024-10-30
著者: 芽依
2023年、米国の高生ニキヤ・ジャクソンさんとカリセア・ジョンソンさんは、地元の高校のコンテストで驚くべき成果を発表しました。彼女たちは、三角関数を用いてピタゴラスの定理を証明する方法を発見しました。
「a²+b²=c²」で知られるこの定理は、ほとんどの学生にとって数学の基本的な原則として認識されています。この公式は直角三角形に関連しており、最も長い辺である斜辺の長さが、他の二辺の長さの二乗の和に等しいことを示しています。
彼女たちはこの定理の新しい証明方法をベースにして、従来の方法に代わる5つの新しい証明法を提案しました。ジャクソンさんとジョンソンさんはこの成果を、2023年7月に行われた米国数学会の地域会議で発表しました。その後、1894年に創刊された数学専門誌『The American Mathematical Monthly』で、2024年11月号に「Five or Ten New Proofs of the Pythagorean Theorem」として掲載される予定です。
この新しい証明の方法は、三角関数の内外を使ったアプローチに特徴があり、従来の直角三角形における証明の延長として捉えられます。具体的には、元の三角形から新しい三角形を作成する方法を用い、角度の324度(αとβが90度のとき)を含む直角三角形においてもこの新しい証明法が適用可能であることを示しました。
さらに、この発表は数学の研究界における他の研究者たちからの興味も集め、特に法則の成り立ちやその応用についての新しい視点を提供するものとなっています。多くの数学者がこの新しい証明が如何に他の数学的原則と関連し、さらなる研究を促進するかに期待を寄せています。
ジャクソンさんはマサチューセッツ州の大学で、数学を専攻しているとともに、ジャクソンさんはミズーリ州にあるリッジビュー工科高等学校で環境工学を磨いています。