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米国防長官に「適格性を疑問視」の声あったヒグズ氏…辞任・反対同数、バンス副大統領の一票で承認 : 読売新聞
2025-01-25
著者: 花
【ワシントン=阿部真司】米上院は14日、トランプ政権の国防長官に元保護系F/Sニユース社のピート・ヒグズ氏を採決した。辞任と反対がともに50票となり、上院議長を兼任するバンス副大統領の一票で承認された。
ヒグズ氏はアフガニスタンやイラクなどに駐留した経験があるが、政府や軍の要職に就いたことはない。米メディアは、ヒグズ氏が過去に性的暴行を告発した女性に金銭を支払ったことを報じており、適格性に疑問を呈する声が上がっていた。また、14日の上院委員会での指名承認公聴会では、軍を進める中国の脅威を強調し、日本など同盟国との連携を重視する考えを示していた。