脳科学者の茂木健一郎氏（62）が13日、TOKYO MX「狭間Live Junction」（月～金曜午後6時）に出演。タレント中居正広（52）が一部週刊誌などで報じられた一連の騒動について発表した声明に対して見解を示した。

「海外のセルフとかスタートと比べて、中居さんのコメントって肉声がないっていうか」と切り出した。さらに「マドンナだったら、自分の感情とか本当の気持ちを出してコメントする。中居さんの公式サイトのコメントって何も伝わってこない。日本のスターってこんな感じなんだ。逆に違和感を覚えるんですけど」と語った。

続けて「逆にこういうコメントしか出せない人ってスタートじゃないって思う。海外の基準で言うと、だから肉声が伝わってこないもん。マイク・ジャクソンだったら、もっと自分の言葉で言うだろうって思った」と持論を展開した。

中居は8月23日、女性との間にトラブルが発生し、7000万円の解決金を支払ったと報じられた。このことについて「トラブルがあったことは事実」と認めながら、「トラブルがあったことはお詫び」としつつも、その詳細については記載を避けた。この声明に対する反応は様々で、ファンからは「もう少し詳しい説明が欲しい」との声も上がっている。

実際に中居氏の対応を巡っては、賛否が分かれており、今後の彼のタレント活動にどのような影響が出るのか注目が集まっている。茂木氏の指摘は、芸能人の表現力や誠実さについての問題提起ともいえるだろう。この問題は、今後のメディアや芸能界全体における透明性の重要性を再認識させるきっかけになるかもしれない。