科学
地球が1月12日に最接近「スーパーバーン」と注目 さらに距離が縮まるのは6年以上も先
2025-01-11
著者: 桜
2023年1月12日、火星と地球が最接近します。火星と地球の距離がこの日よりも短くなるのは6年以上先のことです。この時期、スーパーバーンという現象にも注目が集まります。
火星は17日には大きな衝突を迎えるため、この期間中に一瞬のうちに見ることが可能です。例えば、マイナス1.4等級で輝く赤い星や明るさが特に目を引くことでしょう。オリオン座の1等星ベテルギウスと見比べてみるのも面白いかもしれません。また、その座のポルックス、カストルと並んで「三つ子」のような光景も目にすることができます。
火星と地球は約2億7400万kmごとに最接近していますが、火星の軌道が楕円であるため、最接近時の距離は約9600万kmです。最接近と呼ばれる状態でも、実際には遠いものであり、火星と地球の距離はこれよりも小さくなることは6年以上先の話です。この機会にぜひ観測を楽しんでほしいです。
このような天文現象を見るには、特別な望遠鏡は必要ありませんが、暗い場所で空を見上げるとより鮮明に楽しめるでしょう。次回のスーパーバーンを逃さないよう、今から準備しておきましょう!また、最新の天文学情報や観測ポイントもチェックしてみるといいかもしれません。