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満員電車のリュック「前持ち」はもうNG!? 結局、持ち方の正解は?SNSの声をチェックしてみた結果は…

2024-09-24

リュック前持ちはNGなのか?

ビジネスシーンでのリュックが定番化していく中、通勤時のリュックの持ち方が話題になっています。日本民営鉄道協会の調査「駅と電車内での混雑行為」によると、2023年度は、荷物の持ち方や置き方が5位にランクインしました。具体的な行為としては、リュックを背負ったり、バッグを抱えたりする行為が5割近くを占めています。その結果、リュックを前に持って電車に乗るという人も多くなりつつあります。気になるのは、リュックを前に持つ行為が後ろの人にリュックが当たりやすいことです。本来の気遣いからくる行動であるはずが、逆にトラブルの原因にもなりかねません。

そこで、リュックを前持ちするのをやめるべきだという声が高まっています。その背景として、2018年にJR西日本が行った調査から、佐賀県の鉄道事業者も社会マナーに関しての理解が深まることが求められています。従来、リュックを前に持つことで電車内が広く感じられることがあるものの、周囲の人にぶつかることで怪我を引き起こす可能性もあります。このため、リュックを背負ったまま電車に乗る人が多く、前持ちする理由として「人に当たらないように」という気配りのつもりなのです。

しかし、SNSでも「前持ちリュックにイライラする」という声が増えており、ある利用者は「リュックを前に持つと、隣の人がストレスを感じるのでやめてほしい」といった意見を寄せています。また、来たる2024年からはオリンピックも控えており、外国人観光客の増加が見込まれる中、混雑した電車内でのルールがますます求められることでしょう。

最近では、リュックを前持ちすることでスペースを取らなくなりますが、周囲の人に対する配慮を持つことが重要です。しっかりとリュックを背負った状態で乗車しつつ、他の乗客にぶつからないように工夫しましょう。このように、周囲への気遣いが重要であることが、多くの人にとって共通の認識となってきています。

それでもなお、「前持ちさせた方が安全」といった意見もありますが、やはりその行為が周囲のストレスになっている現実もあります。電車を利用する際は、自身のスタイルを貫くことも大事ですが、他人への配慮を忘れないようにしましょう。

こうした状況を踏まえ、多くの人が「前持ちリュックは一時的だけ」というシグナルを発信しています。果たして、これからの通勤マナーはどのように変化していくのでしょうか?