解約申請の状況

厚生労働省は、10月下旬から受け付けを開始したマイナ保険証の利用登録の解約申請が11月末までに1万3147件に達したと発表した。解約申請は11月12日に公開された792件（同8日まで）に比べると増加している。

解約理由

解約理由としては、マイナ保険証への不安が挙げられており、中高年層の申請者が多く、特に40～50代の加入者が目立つ。

解約手続き

マイナ保険証は、加入する健康保険組合（国民健康保険は自治体）に申請することで解約が可能である。基本的には所定の申請書を提出するが、マイナポータルからオンラインでも可能な場合がある。実際の解約は申請から1ヶ月以内に行われる。解約されれば、資格確認書を受け取ることができる。

政治家の発言

立憲民主党の松木道義議員は18日の議院厚生労働委員会で解約申請数を質問していた。

新規登録の状況

一方で、10月末から11月末までの新たな登録は127万1983件、12月2日の健康保険証の新規発行停止に合わせて申請されたと考えられている。

不安感の広がり

特に、マイナ保険証の利用に対する不安感は広がっており、情報漏洩やプライバシーの保護に関する懸念が挙げられている。そのため、政府はより安全性を確保するための施策を検討する必要がある。