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ホンダ・日産、経営統合へ向けた協議入り 世界3位への挑戦

2024-12-22

著者: 裕美

ホンダと日産自動車は23日、経営統合に向けた正式な協議に入ることを発表しました。両社は共同会社を設立し、技術や資源の統合を進める方向で調整を進めています。日産が筆頭株主であることから、この統合によって新たなシナジーを生むことが期待されています。

経営統合が実現すれば、世界市場における両社の競争力が向上し、800万台を超える自動車生産が見込まれ、世界第3位の自動車グループが誕生することになります。このニュースは、自動車業界に大きな波紋を呼ぶことになるでしょう。

さらに、ホンダと日産は同日、経営統合に向けた覚書(MOU)を締結し、協議を本格化させることを確定しました。両社の経営陣は、今後のタイムラインや統合比率、人員の取り扱いなどについて、具体的な計画を進める意向を示しています。

これにより、自動車業界においては、EV(電気自動車)や自動運転技術をめぐる競争がさらに激化することが予想されます。特に、持続可能な交通手段を目指す中、両社が協力することで技術革新が加速する可能性があります。自動車の未来を変えるこの統合に、今後も注目が集まります.