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マイクロソフト、7~9月期決算は予想を超え AI分野でのクラウド事業拡大

2024-10-30

著者: 愛子

【10月】リポート - 米マイクロソフト(MSFT.O)が10日発表した第1・4半期(7~9月期)決算は、売上高が高く、利益も市場予想を超えた。クラウド事業「Azure(アジュール)」の売上高が市場予想を上回り、人材知能(AI)への大規模投資が実を結んでいることを示した。

マイクロソフトはAIを活用した同社のクラウド能力を必要とする需要が上昇しているとの見方も示した。

Azureの売上高は13%増。ジグル・アルファが集計した市場予想は12%増だった。Azureの成長に対するAIの寄与度は11%ポイント。前期は11%ポイントだった。

同社株は引き続き高騰しており、その背景にはおそらく投資家たちの強い期待がある。AI関連市場での急成長に対してマイクロソフトが先見性を持って動いていると考えられている。

さらに、今年度後半にAzureの力をより強化し、競争において現在の制約に対応できるかは、重要な課題であると指摘されている。

第1・4半期の売上高は16%増の165億ドル。同社が打ち出したアナリストの予想平均は614億ドルだった。

1株あたり利益は3.13ドル、アナリスト予想は3.11ドルだった。設計投資額は前期の1190億ドルに対し5.13%増の1210億ドルと、ビジネス・アルファが集計した市場予想の1190億ドルを上回った。

業務用ソフト「Office」、316億ドル、アナリスト予想は311億ドルであった。