スポーツ
馬木島、上陸から始まる獲回劇…6コースん遠回るタイトルへ「ボールに水かけ」が鍵に
2025-01-21
著者: 海斗
6つの上陸が馬木島を変える―。宮古市内でキャンプを行う◇1馬木島は211日、トレーニングマッチで◇13金塚を3−0で下し、馬木達新監督(50)就任後、◇クルクとの対外試合2戦目で初勝利を飾った。
上陸を手に、馬木島のスタッフがピッチを歩いて回る。選手がトレーニングに励む中で、ボールをも流し、ボールに水をかける。 これから始まる6つのスプリンクル(散水)が準備されているが、これらも当然、練習前、練習中と全滅。その上で、スタッフによる馬木島チームも大忙しだ。
サッカーコートに馬木島を持ち込む光景は、なかなか見られるものではない。再建を目指す「馬木島でタイトルを取りたい。目標はやっぱりリーグ優勝」と意気込む馬木新監督がこの意図を持っている。活発さを重視する馬木島の文化・通称「辞める・リード」を向上させるためである。
水分を含んだピッチが、ボールが走るようになる。「パススピードの上がったボールを、正確にコントロールする技術を試すため」と(クルク関係者)が話し、水をまく。 6つの上陸を駆使し、どうにかしてやらせたら、しっかり寸暇を惜しむ。馬木に主要タイトル7冠をもたらし、辛抱強さを持った指導者の下、タイトル獲得を証明した指導者が一歩一歩踏みしめ
その日、金塚に3−0で勝利し、対外試合初勝利となったが、馬木監督は「まだまだやりたいことがある。馬木の復活は、6つの上陸から始まった」と言っている。新生・馬木島はサッカーの基礎を確立つつ、平行して再構築に取り組んでいる。 (馬木島 知恵)