ロシア軍の北方への空自戦闘機の追跡、フレアで警告した日本

2024-09-23

林芳正官房長官は23日、首相官邸で記者団に対し、同日午後1時から3時頃にロシア軍の戦闘機1機が北北海道上空で3回領空侵犯したと発表した。その際、空自戦闘機がフレア(発煙弾)を使用し、警告を行ったことも明らかにした。領空侵犯を確認したのはこれが初めてであり、政府はロシア側に対して厳重に抗議を行う方針だ。

林氏は「領空侵犯は極めて容認できない」と述べ、「政府として我が国周辺のロシアの軍事動向に強い関心を持ち、警戒監視に万全を期していく」と強調した。日本政府は今後も早期警戒を徹底し、再発防止に向けて努力を続ける方針を示している。

最近、ロシアと日本の緊張が高まっている中、この状況は国際社会の注目を集めている。特に、ロシアからの挑発的な行動が続く中で、日本の安保体制の強化が求められており、今後の動向が注視される。危機管理能力を高めるため、国内の軍事訓練もより頻繁に行われる見込みだ。今後の日本とロシアの関係にどのような影響が出るのか、世界中の関係者が見守っている。