来週の米国株式市場予想レンジは、3万78000~3万79500円!
2024-12-21
著者: 愛子
来週の米国株式市場予想レンジは、3万78000~3万79500円!
今週の米国株式市場は、FOMC後の米国株急落の影響で、日経平均株価も下落し、3万79000円の大台を割り込みました!
具体的には、12月16日から20日の間で日経平均株価は下落し、最終的に先週末と比べて668.54円(1.95%)安の3万78701.90円で終えました。
今週の米国市場では、12月17日から18日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)による金利政策決定会合があり、18日には日銀・金融政策決定会合があったことから、米国の金利の動向を注視したいと思われます。特に米国市場ではNYダウが連日弱い値動きを続け、投資家心理を冷やす流れが強まってきました。
特に目を引くのは、12月17日の米国市場ではハイテク株への物色が強まり、NASDAQ総合指数は史上最高値を更新しました。この一方で、日経平均株価ではハイテク株の一角が買われて1万37996.22円まで上昇しましたが、FOMCを控えた心理からその後急落しました。
18日には、FOMCが予想通り0.25%の利上げを決定し、来年の金利見通しにおいては利上げ回数が前回の9回から2回に減少したため、金利の高止まりが懸念されております。これが日経平均株価の急落の原因となり、収益率維持の圧力もかかっています。
今週の米国市場では、日経平均株価は3万78000円~3万79500円のレンジで動くと予想され、この範囲内で個人投資家が買いに中立さを招く状況になるのではないかと考えられます。
目立っていたのは、個別株においても運用会社の買い込み進む中、特定株の上昇が期待されることです。特に、来週にかけて日銀の金融政策決定会合の発表で予想通り利上げが見送られる場合、米国株市場にも恒常的な良好な流れを期待したいところです。
【来週の米国株式市場の予想レンジ】
3万78000円 ~ 3万79500円
全体的には、米国の利上げの行方に関連する指標や金融の動きが強くなることにより、正確な市場の動きに注目しているところであります。日銀の金融政策が不確実性を排除することを希求し、株価の上昇を期待したいと感じている投資家も多いことと思います。