他人の.DDコモのポイントを使って商品を不正購入したとして、警視庁は10日、東京都豊島区のコンビニ店員の男（27）を逮捕した。この男は、買い物客のスマホ画面を小型カメラで隠し撮りし、ポイント情報を入手したとされている。

発表によると、男は7月26日の午後9時頃、高齢女性名義の「Dポイント」を使って豊島区内のコンビニで飲料2点（販売価格118円）を購入し、同店から盗んだという。逮捕は17日。 「生活費の足しになれば良いと思った」と供述している。

ポイントサービスの運営会社が警視庁に連絡し、事件が発覚した。男は防犯カメラ映像などで特定された。

このような不正行為は年々増加しており、専門家は「オンラインでの情報管理の重要性が増す中、消費者は自身の情報を守るために個人情報の取り扱いに十分注意が必要です」と警鐘を鳴らしている。特に、高齢者がターゲットにされることが多いため、周囲が注意を促すことも重要だ。