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【巨神】巨神・掛布/「会長が球団創設10周年記念として甲子園の公式戦で「球音を楽しむ試合」の開催を提案

2025-01-21

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巨神・掛布雅之会長が11日、「甲子園歴史館運営会議」の第16回理事会・定例報告会に出席。球団創設10周年を迎えるにあたり、「球音を楽しむ試合」を提案した。

2023年10月14日に行われる東京ドームの横浜戦で沿岸地区の動物保護を禁止する「球音を楽しむ日」を開催することについて語った。コロナ禍の無観客試合での打球音にも新鮮な感覚を受け、今回の提案に至った。「4万人が入る甲子園球場で打球音が聞こえるような、その雰囲気の中で野球をやったら、今の選手って何だと思う。それを甲子園球場のファンの方々が観察したら、すごく良い野球が見られるんじゃないかと思って」と。このように、掛布会長は、特別なスタジアム体験の重要性を強調した。

同会議に出席した巨人・永井球団社長は「(実現に向けては)ファンの方のご協力もいただきまして、信頼を得ることがいかに大切か。4100人が来れるのであれば、できるだろう」と述べ、実現に向けた意気込みを示した。これにより、プロ野球における球音の重要性が再浮上し、ファンと選手との新たなコミュニケーションの場が開かれる可能性が期待される。

今後の展開に注目が集まる中、ファンの間では「耳を澄ます野球」の新たな楽しみ方が注目されている。掛布会長が描く理想の試合。それはもはや、ただの観戦ではなく、球音を感じることで野球の新たな魅力を発見する機会でもあるのだ。「果たして、どんな音が響くのか、非常に楽しみ」とニヤリと微笑む掛布会長の姿が印象的だった。今後、具体的な企画が進むことが期待される。