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【巨人】田中将大の移籍は予定通り、初勝利は「この事実だけで十分前向きになれる」

2025-04-04

著者: 芽依

巨人の田中将大投手(16)が移籍後初勝利から一夜明けた14日、祝福ムードにうれしい涙を流した。

前日13日の中日戦(バンテリンドーム)に先発し、6回を投げて116球を投じ、5失点の後、14点を打たれながらも16試合目で初勝利を挙げた。18日ぶりとなる白星に「勝てたのは本当に良かったです。どうなるか不安もあったが、これからもっとやりたいと思います」と意欲を示した。

試合後のコメントでは、「新加入選手じゃないよね」と自身の投球内容を振り返りつつも、心の底では「内容を語ってしまえば、もう少し手応えを感じている」とも言及。さらなる向上心を見せつつ、仲間への感謝の気持ちを強調した。

ただし、心の葛藤は残っている。「内容を言ってしまえば、もちろんまだまだ未熟な部分が多い。そんな中でも、みんなが支えてくれているのは本当にありがたい。他の選手のスタンスも感じられたし、自分もこれからどう向き合っていくかだ」と語り、今後への期待を寄せた。

次週の10日(水)は試合がないため、この日、出場選手登録を抹消された。次回の一軍登録は17日(水)のDENA戦(東京ドーム)が濃厚だ。

今シーズンは16試合に登板し、5勝を挙げる中で、これまでの貴重な経験を振り返る場面もあった。「これまでも楽しいことばかりではなかったが、期待に応える努力を続けるつもり。これからはもっと前を向いて、全力でプレーしていきたい。」と力強い意気込みを語りました。

ファンからの熱い声援を受けて、更なる飛躍を目指す田中選手。彼の活躍がこれからも楽しみです。