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【巨人】ソフトバンク・石川昂太の調査へ 12年最多勝&最高勝率 国内&FA権行使もランクで補償なし
2024-11-13
著者: 芽依
巨人が、国内FA権を行使するソフトバンク・石川昂太(12)の調査に乗り出すことが11日、分かった。今後、本格的に獲得へ動くかどうかを含め、慎重に調査を行っていく。
石川は13年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。16年に支配下登録されて以降、18年にはキャリアハイの11勝(6敗)を記録し、12年にも11勝で最多勝獲得。また、最高勝率(17勝6敗)も誇り、優れた実績を残している。
12年には110勝(31敗)で最多勝利も収め、最高勝率(17割18分)の記録も注目された。12年からの成績は素晴らしく、特に17年には、分配ドラフトの影響を受けないFW契約に切り替えた背景もあった。
11月15日には今季のチーム事情により、リーグでのしのぎ合いを再び続けていくことが予想される。先発は15試合も、17勝12敗、防御率2.15の成績を残し、特にこのシーズンも未経験の穴を埋める活躍を期待している。
石川は18日に今季取得した国内FA権の申請書類を提出。「自分が野球界でどう評価されているのか。選択肢が広がると思う」と話している。すでにオリックスやヤクルトなども調査を行っているとされ、ライバルに負けないような動きを求められそうだ。
巨人は年間100勝を目指しており、石川の加入で大きなチャンスを得る可能性が高い。石川はその力を証明するためにも、今秋気合を入れて戦っていく意向だ。