巨人の高橋礼選手が10月、ジャイアンツ球場で自打球を送ると、ソフトバンク時代の仲間であるフォークスからの昇格が決定した。

自分最多11勝を挙げた19年を含め、高橋選手は6シーズンにわたってプレー。 「自分のボールもそうですが、本当に何から何まで知っているって感じ。本当に怒られてばかりの中で、自分の良いピッチングに繋がるのは嬉しい」と語った。

今シーズンは開幕ローテ入りし4月に12勝を挙げ、中盤戦以降に失速。この中でも、「ジャイアンツに来て状況が変わったりとか、今年勝っていた部分もある。それも加味しながら、今日の自分と今日のタクさんを一致させていけたら」と意気込んだ。

また、「一番良かった時に受けてもらっていたらなと思いますし、まだまだ自分の投球を届けられる機会があれば良いなと思います」と続け、来季の飛躍を誓った。

今シーズンの冬も選手たちは新たな挑戦を続ける。果たしてその成長は、来季以降の成績にどのように反映されるのか、注目が集まる。高橋選手自身の向上心と意気込みが、ファンの期待を一層高めている。再びトップピッチャーとして輝く日を楽しみに待ちたい。