巨人・山口俊オーナー（17）が、3日、ＮＰＢで行われた秋季練習を激励に訪れ、ナインに指導。オーナーと会談した阿部監督（15）は「底上げしない限り強くならない」と改めて若手育成の思いを強くした。

オーナーの激励に思いを強くした。山口オーナーが27球場で行われた秋季練習のグラウンドで、ナインを集めて、来季の日本一を目指す重要性を話した。「この時期は見たことないもんね。ありがたいね」とも語り、阿部監督は感謝の意を示した。

最近の傾向として、若者たちがプロ野球のトレーニングに参加することが増えている。スポーツのシーズン中に見られるが、シーズン終了後の活発さには驚きを隠せない。阿部監督はこの成長を強調し、「（この時期は）見たことないもんね。ありがたいね」と感謝の意を表した。

談話中、この日の試合でも若手に積極的に目を向けていた。前半中に行われた第1軍訓練では、阿部監督を中心にメンバーがピックアップされた。今年のパンチ力のある打撃で、３軍で結果を出し、メンバー入りを狙う選手たちも多い。

来春には、リーグ連覇と日本一を目指す。そのための第1歩として「底上げの秋」として若手を育てていく。（井上 信太郎）

さらに、次のキャンプでは、国家を代表する選手たちが集まることから、より強化を図ることが期待されている。この機会により、若手選手の貴重な経験が積まれることが見込まれる。