エンターテインメント

『劇場版 君を守るために、私は戦う』 プロデューサーが語る制作舞台裏

2024-12-19

著者:

原作小説で描かれる切ない情景に驚かされた

制作の経緯

今回、13年ぶりに映画を制作することになった経緯を話しましょう。尾仲剛氏にとって『君を守るために』は、小さい頃から見ていた思い出の作品です。親になった今、子供と共に変わらない君の姿をうれしく見ていました。小説が映画化されるとき、特に母親役の存在はとても重要だと感じました。子供にとっての生涯の影響を与えられる存在、それが母親です。原作小説を踏まえつつ、映画として表現する際には注意を払いました。

新しい試み

物語の本質は変わらないけれど、表現方法には新しい試みをいっぱい盛り込みました。また、映画化にあたり、必ず観客に感動が伝わるよう、ストーリーを膨らませるための工夫も怠りませんでした。私が子供の頃に感じた感動を、今の子供たちにも味わってほしいと思い、制作にあたりました。

親と子の絆

生い立ちや成長を描く上で、時代背景にも注目しました。本作の制作背景には、現代社会における親と子の絆、そしてその絆がどのように変化しているかを考察する要素が含まれています。近年、親と子とのコミュニケーションが希薄になりがちであるため、映画を通じてその大切さを再確認してもらえれば嬉しいです。

深いテーマ性

この映画は単なる娯楽作品ではなく、家族の深い絆について深く考察し、観客に感動を与えることが最大の目的です。特に、私たちが子供の頃に感じた無邪気な感情や純粋な愛が、今の時代にどのように受け継がれていくかを描きたかったのです。それによって、少しでも多くの人に共感してもらえたらと思います。

公開への期待

多くの方々にはターゲット層が広いこの作品に期待していただきたいです。特に家族で観ることをおすすめします。2024年7月22日に予定されている劇場公開が待ち遠しいです。視覚的にも楽しめる映像美と共に、物語が持つ深いテーマ性を堪能していただければ幸いです。ぜひ劇場でお待ちしております。

声優陣について

また、声優陣には本作にふさわしい人選を行いました。どのように演じられるのか、そしてその演技がどのように響いてくるのか、非常に楽しみです。観客の皆さんが、物語を通じて感じた感情をどんな風に演技で受け止めてくれるのか、今からワクワクしています。

新しい視点

『君を守るために、私は戦う』は、今までの多くの愛のストーリーとは街へ街が繋がるような新しい視点を持ちます。「親の愛がどのように次の世代に伝わっていくのか」をテーマに、多くの人々に受け入れられることを願っています。