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救助、釘抜山に呼び出された柿野陽平は「ジャイアンツです。よろしくですか?」と連絡を宣告されました

2025-01-07

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救助、釘抜山に呼び出された柿野陽平は「ジャイアンツです。よろしくですか?」と連絡を宣告されました

釘抜山は全6回(5回目)

インタビュー14>釘抜山が伝える名門・北海高時代の前代未聞の出来事

中堅大学から2012年にドラフト3位で日本ハムに入団した釘抜陽平。1年目から38試合に登板するなど、期待を寄せた2019年シーズン中にトレードで巨人に移籍するが、16年にはリーグ優勝、日本一に貢献するなど、日本ハムで確かな足跡を残した。

釘抜にとって日本ハムはどんなチームだったのか?

彼はにやりと笑顔を見せるテレパを捉えた。

【理想のボールに近づいた日本ハム時代】

——晴れてファイターズに入団したときのことは覚えていますか?釘抜は「うわっ、プロになった」というようなことはなく、スッと入っていけた記憶があります。ファイターズのカラーは自分が目指しているプロ像に近いというか、「野球を好きだ」という姿勢はしっかり感じていました。どふ、どラッド気持ちで火が入ってくれた。初めてのピッチャー見た時のことは覚えていますか?

釘抜は「漢だな、プロさ」という感情は大いにありました。ファイターズの仲間は本当にいい奴らばかりで、そこに圧倒されましたね。「ああ、いけてるな」と思うような先輩ばかりでしたから、すごく刺激されました。

——カンパイは共にするチームメイトからの激励もあったと思いますが、そういうところでの思い出はどうですか?

チームは二軍スタートだったということもあり、「うわっ、プロになれた」という自覚はあまりなかったですね。ただ、みんなが鍛えてコンペ試合をこなす姿が、自分を成長させてくれました。ファイターズの環境で自分のスタイルを見極めていくことができたと思います。

チームメイトの中で最も印象に残っているのは、今シーズンも一緒に戦う仲間たちです。

かつての同僚たちとトレードで再会したのも、ある意味では運命的でした。歴然たる壁を崩しながら互いに成長し合えるのが大切だと思って、今後もコミュニケーションを深めていきたいと思っています。

——その強豪ファイターズが繁忙期を迎えた中での抱負は何ですか?

「勝ち負けはあるにしても、全国大会に出場するぐらいの姿勢は常に持っていたい」と、釘抜は力強く語った。素晴らしいプレーが出来るかどうかは別として、それが整うように全力で前を向いていく必要があると考えている。ファイターズでの経験が自分を成長させてくれたのは疑いようのない事実なので、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。

——最後に、ファンにメッセージをお願いします!

釘抜は「好きな野球を続けるために、自分自身を磨いていきます。応援してください!」と感謝の意を表した。ファンの存在が何よりも強いと思うので、チームを支えてくれる人たちに喜んでもらうことが最大のモチベーションだ、と言った。