スポーツ

【エモい選手権】先が読めないのが今季の特徴だったが…巨人1位&阪神2位は決まった

2024-09-23

(セ・リーグ、阪神0-1巨人 25回戦 12勝11敗1分 23日、甲子園) 甲子園では2日間、スタートがまちまち。ものすごい熱気で、盛り上がっていた。その中で「1-0」のゲームの連続。最終的な結果は、今季のチームの特徴といえる。

好調を持続する打者がいない。乗っかってきたと期待させて急にしょぼくなる。それでいてまだポツポツと打ち出す。そのセオリーに従い。

巨人では欄本を、あれだけ打ってなかったから今日も狙い目か…と当てはめて眺めていたら、決勝タイムリーに驚かされる。

阪神では逆に、みなリリーグリグリで、つなぐ打線であることをもう忘れてしまっている。

要するに、メトロノームのように、好不調と勝ち負けが行ったり来たりしていたりした。先が読めないのが今季の特徴だったわけだ。

それでもやっぱり一段落。1位2位は決まったと思う。繋ぎ返れば巨人も夏場の後退から、よく再浮上した。巨人も勢いがないままよくここまで持ってきた。地味ながら、V争いの趣味を引き取りつつあった。

まあ、系手なゲームという部門は、クライマックスシリーズに期待するようにしたい。(サンケイスポーツ専属評論家)