日本エイサーは、27型の4Kモニター「SpatialLabs View Pro 27 ASV27-2P」を発表しました。この製品は、裸眼で立体視ができる技術を搭載しており、音響も立体的に体験できる新しい形のモニターです。価格はオープンプライスで、2023年10月4日から購入可能です。

このモニターは、上部に2つのトラッキングカメラを搭載し、ユーザーの視線をリカバリーします。ディスプレイには、光学レンズを使用して、左眼と右眼に異なる画像を表示し、鮮明な立体視を実現しています。また、鮮やかな色合いを提供するために、DCI-P3の95%をカバーしています。

3Dコンテンツをリアルタイムで表示できる機能や、FBXやOBJ、3DSなどの異なるフォーマットのファイルを表示できる「SpatialLabs Model Viewer」など、様々なアプリケーションが利用可能です。AIを活用した「SpatialLabs Go」は、2Dコンテンツを自動的に3D化する機能を提供します。

さらに、サウンド面でも「Acer Immerse Audio」を通じて、立体的な音響体験を実現。ユーザーの立ち位置に応じた音の定位を提供し、より没入感のある体験を実現しています。

IPSパネルを使用し、解像度は3,840×2,160ドット、表示色数は1000万色超。応答速度は5msと、急な動きにも対応しています。視野角も178度で、斜めから見ても高品質な映像を楽しめます。

接続端子はHDMI 2.1、DisplayPort 1.4、USB 3.2 Gen 1を装備。スタンドは-6.5〜33度のチルトが可能で、自分好みの角度に調整できます。サイズは659×312×456〜606mmで、重さは9.7kgと、デスク環境にもフィットしやすい設計です。

この機会に、立体視を体験する新しいモニターを手に入れ、自宅でのエンターテインメントを一新してみてはいかがでしょうか。