今月14日夕方 国際宇宙ステーション(ISS)「かぐや」を見るチャンス 天気は?

2024-11-14

著者: 健二

今月14日夕方、「かぐや」を見る最大のチャンスが訪れます。

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に設置された実験施設で、「かぐや」とはその中にある日本実験棟の名称です。ISSはサーキュレーションの速度が非常に速く、1周あたり90分ほどで、地球の周回を行っています。そのため、観測を行うチャンスも限られています。

14日夕方は、「かぐや」が見え始める時刻が最も最接近する角度のときになります。具体的には、14日17時56分頃から18時あたりにかけて九州から北海道まで広い範囲で観測できるチャンスがあります。見え始めてから見え終わるまでの所要時間は約3分程度です。

ISSが空を横切る様子は、流れ星のような速度で移動し、非常に魅力的です。望遠鏡などを使って観察することで、より詳細に観察することができます。特に肉眼で見る場合には、環境による影響を受けるため、しっかりとした観察スポットを選ぶことが重要です。

「かぐや」が見える条件は以下の3つです。

1. 晴れていること

ISSは雲よりも高い宇宙空間を飛行しているため、地上からは見ることができません。

2. 自分の上空をISSが通過すること

ISSは同じ軌道を回っているため、地球が自転によって動いている影響で、ISSが通過する位置は日々変わります。自身の上空を通過するタイミングを事前に確認することがカギです。

3. 自分のいる場所が夜で、ISSが昼に明るい状態にあること

ISSは自分のいる場所で光っているわけではなく、太陽の光を反射しているため、自分の身の回りが夜であっても、地上に太陽光が当たっていることが必要です。

ISSを観察する際には、これらの条件を考慮すると共に、事前に観測時間を調べておくことが大変おすすめです。この瞬間を見逃さないために、ぜひ準備を整えましょう!