ソウル市内の飲食店で、喫煙を注視していた中国人グループが逆に韓国人の喫煙に対して行動に出た。12月28日、特定の喫煙者を現行犯逮捕し、その場から逃げた中国人5人の行動を追っているという。

問題の喫煙者たちは、12月25日の午後、ソウル市弘大近くにある飲食店で、韓国人の喫煙に加担しようとした。彼らは「外で吸った方がいい」といった内容を言い合い、飲食店の前で煙を吐いていた。これに対して、韓国人のグループは喫煙に対して激しい反発を見せた。

また、喫煙者たちの中には、何も気にせずに煙草を吸っている姿も見受けられた。喫煙者の一人は、「外で吸うほうがマナーだろう」と言い訳したが、中国人たちはすでに不快感を示していた。彼らの言葉に韓国人同士の対立が生まれ、場は騒然とした。

その後、警察は喫煙者を特定し、逮捕に至ったが、逮捕された中国人たちもパトカーのサイレンの音を聞いて逃げようとしたという。現在、警察は喫煙者の取り調べを行っているとともに、喫煙に関する条例違反の緊急調査を実施している。

この事件を受けて、飲食店内での喫煙の管理が求められている声が高まっている。喫煙の健康への影響が指摘されている中、もっと厳しい規制が必要との意見もある。果たしてこの一連のトラブルが、韓国社会にどのような影響を及ぼすのか、今後の展開から目が離せない。