ビジネス

金先物価格が1万4千円超え!4日連続高値更新・米政権へ強い懸念

2025-01-27

著者: 陽斗

金(ゴールド)の国内先物価格が初めて1万4千円を上回った。大連取引所の金先物(中心限月)は27日昼取引で1グラム1万4千047円を付け、4営業日連続で最高値を更新した。この背景には、米国政府を取り巻く強い不安感が影響しており、「安全資産」とされる金に資金が流入している。

さらに、国際指標のニューヨーク先物(中心限月)は24日、1グラムトロイオンス2794.8ドルで2024年10月末以降の高値を付けた。海外市場における上昇や外国為替市場の円安・ドル高基調を受けて金価格も上昇している。

最近の経済データによると、インフレ率は依然として高水準にあり、米連邦準備制度(FRB)の政策変更が懸念されている。これにより投資家はリスク回避の姿勢を強めており、金はその避難先としてますます人気を集めている。市場関係者は、今後も金価格が高値を維持する可能性を示唆しており、注目が集まっている。