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近隣 台湾21号による影響は 11月スタートは雨の量が多くなる恐れ 週間予報(気象予報士 下福 美香 2024年10月28日)
2024-10-28
著者: 結衣
台湾21号の動向は前線の活動を活発化させる恐れ
今月28日(月)午前9時現在、大型の台湾21号がフィリピンの東を時速10キロの速さで北北西に進んでいます。この後発達しながら北よりに進み、11月1日(金)に台湾付近を通過した後、進路を東よりに変え、2日(土)午前9時には東シナ海で熱帯低気圧に変わるでしょう。
台湾21号が熱帯低気圧に変わっても、本土近辺に停滞する前線の活動を活発化させる恐れがあります。
今週は雨の降る日が多い 31日(木)頃は夏日の可能性も
この先1週間は、前線の影響を受けやすく、雨の降る日が多いでしょう。
今月28日(月)の午後は、全国的に雲に覆われ、所々でわか雨があります。
明日29日(火)は、近隣の南部から次第に雨が降り出し、昼頃以降は広い範囲で雨が降るでしょう。雨脚の強まる所もある見込みです。最高気温は20度前後で、朝からあまり上がらないでしょう。
30日(水)の午前中にかけて広く雨が降りますが、午後は天気が持ち直し、31日(木)のハロウィンにかけては晴れ間が出るでしょう。31日は、一部で最高気温が25℃以上の夏日になる可能性があります。
11月1日(金)~2日(土)にかけては、前線が本土近辺に停滞するでしょう。台風21号が運んできた湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になり、前線の動きが崩れることが考えられています。
3日(日)ははじめ雨が残りますが、天気は回復へ向かうでしょう。
4日(月)は、各地ともさわやかな晴れの天気となるでしょう。