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今季限りで現役引退の八村塁、バスケットボールでコーチ就任「選手に歩み寄れるコーチが理想」と会見で

2024-11-19

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今季限りで現役を引退した八村塁(25)が19日、マツダスタジアムでコーチ就任会見に臨んだ。来季からは3軍投手コーチとしてチームに貢献する。

八村は「来季からもユニホームが着られるということが身が引き締まる思いでいます。いい時も悪い時も選手に歩み寄っていけるコーチが理想です」と語った。

ドラフト1位でカープに入団後、強力な制球力を駆使して年々成長し、2021年には自身初のシーズンでの二桁勝利を記録。特に2022年にはセ・リーグ最高勝率のタイトルを獲得するなど、素晴らしい活躍を見せた。

今季は8勝2敗の成績で、リーグ戦も助ける役割を果たしていたが、引退に至った。この日は元チームメイトの讃美も多く、「先輩としても尊敬している」との声が寄せられた。

八村は「これまでの経験を次の世代に伝えていくことが大切。また新たな目標を持って、若い選手たちと一緒に成長していきたい」と新たな一歩を踏み出す決意を語った。運命の分岐点に立つ若手選手たちへの教えも強調した。

また、八村の今年の年齢からしても、今後多くの若手選手が彼の指導を受ける機会が増えることが期待されている。引退後の新しい道を歩む八村には、ますますのご活躍が注目される。