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JAXAの観測ロケット「SL17」13号機打ち上げ…「デットニクションエンジン」開発に向けた実験:地域ニュース

2024-11-15

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測ロケット「SL17」13号機が、11月14日午前11時半、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。このロケットは、高度115~120キロの宇宙空間で、液体燃料(エタノール)と酸化剤(液化二酸化窒素)の燃焼時に生じる振動波を推進力とする「デットニクションエンジン」の開発に向けた実験を行うために打ち上げられた。

事前の発表によると、JAXAと共同開発を行っている名古屋大学の小田原教授は、「良いデータ結果が得られて安心(あんど)した。世界各国の研究者に情報を伝え、次のステップに向けて進みたい」と語った。この方法により、今後の打ち上げ技術の向上が期待されており、宇宙産業の発展にも寄与する見込みだ。

多くのメディアがこの成功を取り上げており、特に日本の宇宙開発の進展を象徴する出来事とされている。今後も日本はこの分野で国際的な競争力を維持し、さらなる研究の深化を図ることになるだろう。さらに、JAXAは次世代の強力な打ち上げロケットの開発にも力を入れており、未来の宇宙探査活動に向けた重要な一歩となった。