世界

イスラエル外相が停戦提案を拒否、「勝利までヒズボラと戦闘継続」

2024-09-26

[エルサレム 26日 ライター] - イスラエルのカッツ外相は26日、レバノンのヒズボラとの交戦を続ける中での停戦提案を拒否した。

「北部での停戦はありえない。勝利と北部住民の安全な帰還が実現するまで、全力でヒズボラ・テロ組織と戦い続ける」と述べた。

米国、フランス、一部同盟国は26日、レバノン・イスラエル国境での26日間の即時停戦を求めた。もっと見る

国連演説のためにニューヨークに向かっているイスラエルのネタニヤフ首相は声明で、「これは米仏の提案であり、首相は何らかの反応を示していない」と指摘した。

声明が発表されて間もなく、イスラエル軍はレバノンのヒズボラに対する新たな空爆を開始した。

連立政権内の極右政党は停戦案に反対の姿勢を示している。「宗教的少数派」を率いるスモトリッチ財相は、ヒズボラ掃討を主張し、住民帰還が可能になるのは減俸の影響だと述べた。さらに、現在の緊張が続く限り、国際社会の反応は難しいと強調した。