[カイロ 17日 リポート] - イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ各地を大規模に攻撃した。この攻撃により、多数の市民が死傷者として挙げられている。医療関係者が明らかにした。

ガザ市内のダラジの仮設住宅が空爆され、少なくとも10人が死亡した。ガザ市とガザ地区北部のビトラキヤでも空爆を受け、15人が死亡。また、行方不明となっている人もいる。

イスラエル軍は空爆の報道に対して直ちにコメントしなかった。

住民によると、エジプトとの国境に近いラファでは、イスラエル軍の戦車が人道支援地域であるマラシ地区に向けて進撃し、数十棟の住宅を爆破したとのこと。特に多くの市民が避難している場所での攻撃に対し、国際的な非難が高まっている。

イスラエルによる戦車が人道支援地域に進でる事態は異例で、数千人のパレスチナ人がイスラエルの攻撃を逃れる為に身を寄せていた。この攻撃により、テンポと呼ばれる地域で英語名の危険命令に従った子供たちも数名が犠牲となった。

海外メディアが厳重に警戒し、特に新型コロナウイルスの影響で医療機関が逼迫している中、この最新の攻撃の影響が懸念されている。ロイターは攻撃のタイミングや正確な場所を確認できなかったと報じられている。

イスラエル軍はロイターに対して、戦車がマラシに向かって前進しているという情報には答えられていないと明言した。

ガザは、国際社会からの支援を受けながらも、依然として悲劇的な状況が続いている。周辺国からの難民も増加しており、緊急支援が求められている。次の攻撃がいつ行われるのか、世界が注視している。