世界

イスラエルがシリア首都を襲撃、テレビ評論家ら3人死亡

2024-10-01

(C.N.N.) シリア国営シリア・アラブ通信(S.A.N.A)は、シリアの首都ダマスカスが夜間にイスラエルの攻撃を受け、著名テレビ評論家のサファ・アフマド氏を含む3人が死亡したと報じています。

シリア防空は、現地時間の午前12時ごろ、「占拠されたゴラン高原方向からイスラエルの爆撃機がダマスカス地域に向かって飛行してきた」と発表しました。防空システムがミサイルやドローンの攻撃を確認したとのことです。この攻撃によって、民間人にも他に9人が負傷したと伝えられています。

S.A.N.Aによれば、ダマスカス市内の兵器貯蔵庫の近くで爆発が発生する様子が映し出された映像があり、A.F.P.はこの映像の位置情報を確認したということです。別の映像では、車が爆発・炎上している様子が捉えられています。

アフマド氏が死亡した地点については詳細不明です。

イスラエルは「外国メディアの報道についてはコメントしない」としており、イスラエルの爆撃が実施されたことについては確認していません。

イスラエル軍は昨年10月17日以来、継続的にシリアを空爆しているが、通常、攻撃を実行した事実は確認していない。国際社会は中東地域の緊張が高まっていることに懸念を示しており、今後の展開が注目されます。これに伴い、シリア政府は国連に対してイスラエルの攻撃の中止を訴えています。

昨年10月からの相次ぐ攻撃は、シリアの軍事状況を悪化させ、多くの市民が犠牲になっているという報告も上がっています。この状況がどのように進展していくのか、世界中が注目しています。