インタービー開幕、ソニーマスターモニター「BVM-HX1710N」初公開、NHK「放送100年の変遷」実機で紹介
2024-11-13
著者: 健二
インタービー開催概要
NHKと電気情報産業協会(JEITA)の共同展示が行われた今年のインタービーで、ソニーの新しいマスターモニター「BVM-HX1710N」が初披露されました。このモニターは、最新の技術を駆使し、特に映像制作における高精細な色再現とコントラストを実現しています。
展示テーマと紹介された技術
展示では「放送100年、そして未来へ」というテーマのもと、過去から現在、そして未来にかけての放送技術の進化が紹介されました。過去には1925年のラジオ受信機「JOAK」、1952年のテレビ「TVK-II型」、そして近年のデジタル放送技術に至るまで、多彩な設備が歴史を物語る映像として展示されました。
最新の映像技術
現在用いている最新の3D映像技術や、AI自動生成技術を活用したコンテンツ制作の試みも紹介され、業界の最前線に迫る情報が提供されました。また、2025年以降のテクノロジーの進化についても触れられ、特に2030年から2040年には日常生活のあらゆる場面で没入感を感じることができる新たな体験が登場することが予測されています。
ライブストリーミング技術とコラボレーション
展示の中でも「CREATIVITY CONNECTED」と題したブースでは、ネットワークを活用したライブストリーミング技術、「Creators’ Cloud」などの最新アプリケーションが公開され、多くの来場者の関心を引きました。また、クリエイティブ業界におけるコラボレーションの重要性についても強調されました。
新製品の発表
さらに、新製品としては、カムコーダー「PXW-Z200」や「HXR-NX800」がお披露目され、撮影現場での利便性を高める様々な機能がアピールされました。また、強力な映像出力を誇る「BVM-HX3110」との比較も行われ、より一層の高性能を追求したモデルとして注目を浴びています。
BVM-HX1710Nの特長
特に、BVM-HX1710Nは、輝度6000nitsの表示能力を持ち、高速な映像応答や広視野角を特徴とすることで、次世代AR技術にもフィットした設計となっており、商業用放送や映像制作の進化を牽引する期待が寄せられています。今後の技術革新により、さらに多様な映像体験が広がることが期待されています。