ニューヨーク（CNBC） – 3日、大手のインスタグラムは、未成年ユーザーを危険から守るため、18歳未満のユーザーに対して「ティーンアカウント」の設定を強制的に導入することを発表しました。この設定を適用することで、アカウントは自動的に非公開となり、他のユーザーにプロフィールが見られないようになります。

この新しい「ティーンアカウント」の設計は、特に未成年のユーザーに対する安全性を強調しています。18歳未満のユーザーは、自分で設定を変更することが可能ですが、設定を切り替えることは推奨されていません。また、11歳から17歳のユーザーに対しては、自身で設定を変更しやすい環境が提供される一方で、13歳から15歳の若者には、設定変更を行うために保護者の同意が必要となります。

親会社のフェイスブック（現メタ）は、数年間にわたり未成年者の利用状況についてデータを収集し、特にソーシャルメディアによる精神的健康への影響について研究を進めてきました。これにより、インスタグラムの導入した安全対策はより強化され、未成年ユーザーを保護するための新しいプロジェクトが続々と発表されています。

さらに、メッセージ機能に関する新しい変更も発表されました。未成年者が成人ユーザーからメッセージを受け取ることは原則的に禁止されるため、不適切なコンテンツや接触を避けることができます。これは、オンラインでの脅威を軽減し、ユーザーが安心してプラットフォームを利用できるようにするための取り組みの一環です。

今後もインスタグラムは、安全な環境を提供するために、さらなる改良を行い続ける方針を示しています。果たして、これで若者たちの安全は守られるのでしょうか？社会の中でのメディアの役割がますます重要視される中、この施策の影響は注目されるべきです。