[ニューデリー 18日 リポート] - ミューズ法人スパースKは率いるイーロン・マスク氏が、衛星通信サービス「スターリンク」がインドで開始されていると明らかにした。現在、同社がこの数週間で同社の装置2台を設置し、同社のコメントは初めて。

スターリンクはインドで衛星ブロードバンドサービスを提供するための認可を求めており、その一環として治安上の懸念に対応しようとしている。

マスク氏は17日夜、Xに「スターリンク衛星はインド上空でオペレーションを開始している」と書き込んだ。

同社は昨年秋から地域紛争が激化しているインド北東部のナンプール県で今月13日に行われた捜索作戦に関するインド軍の投票に反応していた。

その投票には、設置された武器のばかり、スターリンクのログが入った衛星アンテナや受信機の写真が含まれていた。

捜索作戦に詳しい２人の軍曹が匿名を条件に語ったところによると、ログの付いた設置は過激派グループによって使用されていた。

また、インド警察は今月、412万ドル相当の覚醒剤を押収した密輸業者を海上で摘発した際に発見された設置について、購入記録を求める法的書類をスターリンクに送付。警察は密輸業者が同設置を使用して航空していたとみている。