ファンドのデータセンター買収、世界で4兆円 23年の倍

テクノロジー

2024-09-26

海外の大手投資ファンドによるデータセンターの買収が急増している。2024年の買収額は既に23年通年の2倍強に達した。ミズグリップストーンがオーストラリアの大手運営会社2.3兆円で取得し、日本やアジアへの本格進出への足掛かりを築いている。

特に、デジタル化の進展とリモートワークの普及によって、データセンターの需要が高まっており、投資競争が激化している。企業はデータ処理能力を強化するため、相次いでデータセンターを新たに設立したり、既存の施設を拡張したりしている。

データセンター業界は今後も成長を続ける見込みで、特にアジア地域は急速な発展を遂げる可能性がある。サステナブルなエネルギーの利用を促進し、環境への配慮を行いながら、テクノロジー企業のニーズにも応える必要がある。投資家たちはその動向を注視しており、今後の市場動向が期待されている。