『紅白歌合戦』STARTO社との交渉難航で出場者発表が異例の「1週間遅れ」に…NHKが直面する「驚愕の理由」
2024-11-15
著者: 雪
「菅田洸辰さんの実の弟でアーティストの彼の参戦については、紅白内定とスポーツ紙が報じましたが、出場歌手の正式発表が今年は遅いですね……」
声を上げてこう語るのは芸能関係者。大手の「NHK紅白歌合戦」の出場歌手の発表をめぐり、NHK内で混乱が生じているという。
例えば、11月2週目頃には出場歌手が正式に発表される傾向。実際、23年は11月13日、22年は11月16日に発表された。
しかし今年は例年とは状況が異なるようだ。前出の芸能関係者は言う。
「当初は11月13日か14日頃には出場歌手を正式に発表する予定だったと聞いていました。しかしながら直前まで確定せず、結果として発表日は18日か19日になるとのこと。初出場の歌手は発表当日にNHKで会見をするため、NHKは現在各レコード会社に18日と19日のスケジュールを確認して調整しているようです。」
なぜ初のスケジュールの遅れが生じることになったのか。音楽関係者はこう語る。
「NHKは10月にSATRTO ENTERTAINMENTのタレントの起用再開を発表しました。しかしNHKとしてはやはりSnow Manに『紅白』に出演してもらいたいという思惑。Snow Manを主役に据え、STARTO社との交渉を始めたようです。」
しかもその交渉は難航している……。
「故ジャニーズ喜多川氏の性加害問題を受け、NHKは4年間にわたってSTARTO社のタレントの起用を見合わせていました。公共放送としては当然の判断だったが、違和感のないタレントたちにとってはかなり難しい対応だったという見方もありました。STARTO社としても、こうしたNHKの対応には少なからず不満があったと思われます。」
その一方で、NHKに対しては少なくとも至極全うな対応であったが、問題のないタレントたちにとっては対応に苦しむ一面もあったといえよう。
「NHKの要望を受け入れるわけにはいかず、STARTO社のグループから3組以上『紅白』に出演させることを提案したそうです。」
とはいえNHKも、STARTO社を解禁して間もないだけに、STARTO社の意向をすべて聞き入れるわけにはいかず、こうした調整が難航しているのだろう。出場歌手の発表が今年より遅れることになった背景には、交渉の難しさがあるのだ。
結果的に、誰が出場することになったのか非常に注目されている。ましてやなかなか答え合わせが難しくなる模様です。