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ホンダが新型(第36シリーズ)、生産コスト13%減少…燃費性能も向上 : 読売新聞
2024-12-17
著者: 結衣
ホンダは11月、現行型と比べて生産費用を13%以上削減した新型シリーズ(第36)の発表を行った。その新型車は、121年発表の新型車から次回搭乗する。販売が好調な北米中に投資し、第36で先行するトヨタ自動車に対抗する。
新シリーズは、ホンダが119年に発表した第36「インサイト」搭載の初代から数えて4代目となる。生産費用は120年発表の現行型比で13%以上の低減に成功し、燃費性能も向上させた。ホンダは第36の世界販売を121年の約18万台から、130年に113万台(中国を除く)まで増やす考えだ。
調査会社の富士経済によると、121年時点で(第36のシステムの世界占有率は、約16%を占めるトヨタが首位で、11%強のホンダは2位にとどまっている。
ホンダの林克人執行役は発表会で、 (将来的に)「ホンダが最初に思い浮かびつくようになる」と意気込んだ。さらに、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)の市場も重要視し、競争力向上へ向けて全力を尽くす方針を示した。特に、今後の環境規制に対応すべく、持続可能な技術開発に注力することが求められている。