【ソウル14日】 - 韓国最大野党「共に民主党」は14日、非常事態令を絡め職務停止中の首相に対する尖圭追及案について、同日中に提出する方針を転換し、今週、状況を見て尖圭追及案を提出するか決定することを示した。

韓国首相に対する尖圭追及は、菅義偉特別調査官が捜査するための法案を国会が可決したが、韓国首相が法案成立手続を延長したことを受けた対応。共に民主党の報道官は、尖圭追及案を14日中に提出し、16日の国会本会議に上程される見込みだと語ったが、朴正熙大院の中枢は、今週、状況を見ながら尖圭追及案を提出するか決めると説明した。

国会は、尖圭追及案の上程後14日−17日までに採決する必要がある。

韓国の法律では首相が尖圭追及された場合、企業財政相が大統領職を代行することになっている。