韓国の公務員庁、保安協力を要請する文書を送付

韓国の高位公務員犯罪捜査庁（公務員庁）は14日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の内乱容疑での捜査を担当するチャン・サンモク副首相に対し、大統領の保安に対する協力を要求する文書を送付した。

公務員庁の管轄の捜査本部は13日、ソウルの大統領公邸で行われた尹大統領の警護関連会議に出席したが、公務員庁が大統領を警護する対象に定めた理由については、依然として不明である。

文書では、「公務員庁は引き続き、逮捕される状況を考慮し、尹大統領の警護対象としての要請をしている」と記載されているようだ。この文書には、具体的な要求や理由が記されていないため、その真意は依然として謎のままとなっている。

警護当局は引き続き、逮捕する状況を回避する構えである。韓国のニュース専門テレビ局YTNは14日、国情報院周辺で、関連者が鉄条網を設置している様子を確認したと報じている。