
世界
韓国大統領選、保守派の苦境が鮮明に…「反李在明」で決着できず
2025-05-12
著者: 裕美
韓国大統領選の終息—保守派の壊滅的な状況
2024年の韓国大統領選は、6月13日に投開票が行われたが、12日の選挙戦では、保守派最大の野党である「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が前代表に勝利したものの、補佐役の保守系政党の逆風を受け、苦しい戦いが続いている。
李在明氏、選挙戦の真っただ中での発言
李在明氏は12日、ソウル市内の市場で「内乱の首謀者を裁定へ送る」と叫び、大統領職の確立を目指しているとしたが、保守派の選挙戦は混乱を極めているとの声も多い。
政権が直面する新たな課題
韓国政権は、後ろ盾となった金文洵(キム・ムンソン)氏などを担いでいるが、選挙戦や国政での支持を得るのは難しい状況になっている。過去の選挙での反発や不祥事も影響し、政権内の団結が崩れつつある。
李在明の反応—強気の姿勢を維持
李在明氏は、選挙戦の最中に支持者に対して「政治は数ではなく、非常にダイナミックだ」と強調し、状況を楽観視しているが、内外では疑念や不安の声が高まっている。
未来をどう切り開くか—韓国政治の行く先は?
選挙を終えた今、韓国政治は新たな局面を迎え、支持率の上昇を目指す努力が求められている。「国民の力」の影響が再び試される中、今後の展開が注目される。政界のすべてが不透明であり、これからの動向が気になるところだ。