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韓国大統領高官が一斉に辞任、憲法裁判事件に抗議か

2025-01-02

著者: 健二

【ソウル 11日 ロイター】 - 韓国大統領の秘書室長や国家安保室長ら高官が11日、一斉に辞任を申し出た。これにより、現政権の危機管理能力が深刻に問われることとなる。

高官たちは前日、大統領を代表する俊相が担任する昨年の憲法裁判に関する問題で、現状の法的判断に納得できないことを表明し、辞任を決定した。

俊相氏は、今は経済の回復と国防の安定に集中するべきだとし、辞任した高官たちが政府の方針と方向性を誤解している可能性があると指摘した。

更に、かなりの数の高官が辞任に追い込まれた背景には、最近の政権支持率の低下と、国民の不満が高まっていることがある。

この辞任劇により、韓国の政界が混乱に陥る可能性があるとみられており、今後の政局に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。

情報筋によれば、政府内部では新たな危機管理体制の構築が求められており、次期政権に向けた動きが本格化すると思われている。果たしてこの辞任劇が、韓国の政治にどのような影響を与えるのか、国民からの注目が集まっている。今後の動向に要注意である。